辰若さんにして本当… | 横須賀市の葬儀・家族葬は辰若・エニシア

1ヶ月前を思い出しながら書いています。病院から急変の知らせを受け数時間後に亡くなりました。
真夜中病院の売店でゆかたを買い 着せてもらった主人は西郷隆盛のようでした。
睡眠もとらずに朝には辰若さんで打ち合わせをし、担当の高木さんより丁寧な説明を受けました。
いつもなら主人の前でうなずくだけで良かった私が、中心となり決めなければいけない、いっぺんで心細くなりました。
「自前相談に行っとけば良かった」喪主は「妻」挨拶も「妻」そう思っていた私に、他の人が代わりにやってもいいんだよと声をかけてくれる人がいたら、知っていたら心も楽になり喪主になった時の心構え、立派な挨拶もできたはずです。
はっきり言って1番辛いのは夫を亡くした私なのに・・・私自身精神的に安らぎたくて家族葬を選んだ理由もありました。
新原さん 山口さん 女のかた（お名前伺いませんでした、ごめんなさい）
細やかな心づかいをしていただきました。ひざ掛けを貸してくださったり、落ち着きのない孫の世話をなついてしまう程本当に良く面倒を見ていただきました。ありがとうございました。お坊さんの心のこもったお経とと共に山口さんの優しい口調で悲しみの中でも心安らぐ時間でした。
初孫が誕生した時の喜びに満ちた顔の写真を遺影に選びました。
きれいに飾られた祭壇の花と主人の遺影はとてもステキでした。
優しく語りかけてくれているようで「あー、この写真と一緒なら淋しくない」と思えた本当に良い仕上がりでした。
料理もとてもおいしかったので話もはずんでいました。主人の為の良い供養になりました。
ひとりひとりの手によってきれいな花で飾られた棺の中の主人との最期の別れは本当に淋しくて涙があふれ出てきました。
友人、会社関係も多い主人には多くの人に参列してほしかったと考える親戚もいました。
まちがいなく皆主人との別れを惜しんで涙を流してくれたことでしょう。「多くの人に参列してもらわなくてごめんね」と語りかけた私に
「とても良い葬儀だったじゃないか。大事な家族に見守られての最期、本当に幸せだったよ、ありがとう」
喪中はがきを必死に（心をこめて）書いている私の前の主人の遺影は優しく語りかけてくれました。
辰若さんにして本当に良かったです。
ありがとうございました。